臭いの感覚が段々薄れていくと同時にリアルに気を失いそうになる・・・
臭いの感覚が麻痺し、音でいうホワイトノイズ化の様な感覚。
グチュグチュの足元に我慢をして突き進む。絶対俺は馬鹿だ。こんな廃墟でも突き進んでしまう悲しい廃墟好きの性だ・・・
何を見ても何を撮っても思い出すとそこにはリアルな悪臭。
もうハッキリ言って半端ない!
鏡餅も栄養を取りすぎた所為か形容できない色になってる。
はぁ〜またココを歩くのか・・・ でも決して慌ててはいけない。
なぜなら、転んでもしたらそこで全てが終了のフラグがたってしまうからだ
機械からはエクトプラズムの様な状態で何かが出てるし・・・
この全てのドラム缶の中にバタリアンが入っていてもなんら不思議じゃないそんな廃墟。
売っている肥料の中に顔を突っ込むより臭いが厳しいのではないかという空間。
でも、そんな廃墟もあえて夏に行ってみたかったりするのは私が真性の……
言うまでもなくここは臭いのキツイ、いや、キツイなんて簡単な言葉で片付けられない臭いを放っている空間。当然周りに民家など一つもなく山の奥に存在しています。その敷地が見えるはるか手前からでも、車のドアを開けた瞬間に臭いを体感できる場所です。廃墟探索は奇麗事だけではない。汚い廃墟ももちろん存在する。自分がどの属性の廃墟好きか再確認できる廃墟で、そしてこんな暑い時期だからこそ、臭いのキツイ廃墟に行ったりする。あえて一番厳しい状況がその廃墟の本質の味というものではないだろうか?臭いだけではなく藪の多い廃墟も夏の一番状況がキツイ時に行く。それがその廃墟の本質的な楽しさなんではないだろうかと思った充実した時間だった。もちろん、ここを出た後、靴や手などをひたすら川で洗って車に乗ったのは言うまでもないが・・・
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