宮ヶ瀬湖廃道
湖底に続く道。廃墟とは違うがこんな廃な物も結構好きだ。
ゲートを過ぎて、ひたすら道を下っていく。 当然草が生え、道路の端はどこだか判らない
荒れたアスファルトをしばらく下っていくと湖面が見えてきた。
道の途中、現役の橋が見えている。この廃道に心があるならどんな気持ちでココを眺めているのだろう
普段当たり前の様に見ているこの横断歩道も、心を持っている様に見えてくるのは、廃な物を見るときの私の気持ちだ。
今、この立っている位置は、満水時の水面にあたるところだ。
そしていよいよ湖面へ。センターラインは真っ直ぐ水の中へ続いている
湖面は静かに波を打ち寄せていた。
ふと周りを見るとその満水時の湖面を想像することができる。
枯れた木や、むき出しになった根っこ。
宮ヶ瀬湖。人工湖であり、発電、洪水の防止、水道水の供給を行っている。発電量は最大24,200kw。193百万トンの有効貯水量。この湖(ダム)は昭和46年に実施計画調査に着手し昭和49年に建設事業を着手した。平成7年10月、試験湛水開始。満水は平成10年6月である。そして、いくつもの建物と思い出を湖底に沈め、平成13年4月、その運用を開始した。
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