○中基地跡
詳しい大きさはどのくらいか分からないが、その存在感に圧倒される。
関東財務局管理国有地である
廃墟とは季節によりその表情を変える 蔦というのは廃墟を演出させる。緑の、植物の直線美、素晴らしい。
この基地は1939年帝国軍燃料備蓄基地として設置された。
住宅街から見えるその溶け込まない巨大な建造物。住人にとっては当たり前の光景だろうか?
その後、東京オリンピックに合わせ、東京代々木にあった米軍住宅の代替地として利用された。
戦後、米軍の管理下に置かれ、極東第5空軍司令部と在日米軍司令部がおかれる。
一部住宅跡や通信施設は現在も存在する。
1973年、通信施設を除く基地が米軍より返還される。
パラボラアンテナは北に向いている。
今回、外からの見学になったが、充分に訪問した甲斐があった。
この2つのアンテナはほぼ同じ向きに向いていた。
自然の侵食。煙突に木が生えている。これもアンテナの様に見えた。
この場所に初めて訪れた私は、建物、アンテナを見た時に「おぉ〜」と言ってしまった。
画像で見るのと実際に見るとでは全く印象が違う。もっと見たいと思いながら周辺を歩いた。これが廃墟。凄い・・・このインパクトは今までの廃墟とは違う。アンテナの近くまで行って見たかったが、今回、この施設の訪問は外からでも充分に楽しめた。
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