相○湖廃集落

こちらの廃集落は先に紹介したジェイソン村とは違い、ホントの集落。生活したままの状態で残されている。話にツジツマが合うのはむしろこちらのほうだろう。こちらも近所の方にお願いをし、ある敷地内を抜けさせてもらった。「道が悪いので気をつけてな」という激励をもらいその道を進んだ。お地蔵さんなどを先に見てヌカるんだ道をしばらく進んでい行く。その奥地には半壊した建物など人の気が全くない十数件の家がある集落が存在した。

この集落のその全ては誰も住んでいない。 半壊した家や蔵などがあり、落ちてる雑誌を見ても時代が感じられる。この場所を教え ていただいた近所の方の為にも、住んでいた方の為にも、この場所はそっとしておきたい。もしこの場所を知っている方がいるならば、この場所は秘密にしておいてほしいものです。切なさがグッとくる不思議な感覚を覚えた場所だった。地元の方のお話では、上記の内部の写真がある家には、お年寄りが住んでいたが、亡くなり、そのまま放置されたとのこと。それ以上の事は聞けなかった。部屋の中にはご霊前の熨斗が散乱していた。部屋の中は生活感があるままだが大分荒らされていてタンスは引っ掻き回され、棚という棚は全て開いていた。人間っていったいなんだろう・・・そんな事を思わせる集落だった。

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